絶滅危惧の素材と道具

今までのシンポジウム

2016年度、東京で開催した「21世紀鷹峯フォーラム」では、前年京都での議論をベースに21世紀鷹峯フォーラムのさまざまな事業につなげ、以下の事業を実施しました。

◆2017年1月23日開催 絶滅危惧の素材と道具「いま起こっていること」

◆2016年12月13日開催 絶滅危惧の素材と道具「NEXT100年」
現在よき取り組みを行なっている方々、画期的で注目すべき活動を行われている方、本物を追求する方たちに光を当てるべく、各々の活動の発信を共同で行うものです。そこでは、それぞれの方同志の情報交換やマッチング、共同発注や流通拡大が可能になる場をつくっていくモデルでもありました。

◆「イエローリスト」づくり
「実際の手立て」をはじめるために、「文化財産保護」「美術工芸品の制作環境維持」「伝統産業基盤を支える体制づくり」「伝統建築、伝統芸能を支えるわざやものの維持」のすべてにわたり、一元的な情報の集約がこの世界の人たちに求められているものだと考えました。課題を抱える方々や有識者にご協力いただき、「10年先に枯渇が懸念される素材と道具は何か」をまとめたイエローリストづくりに着手しました。

◆集まったイエローリストを軸に、「異なるジャンルをまたぎ共通課題を持つもの」を導き、「対応策の仮説を立案」、「世間が驚くべき事実の抽出」を行う、イエローリスト・トリアージュ会議を東京・京都2会場をつなぎ、ビデオ会議形式で開催しました。