つくるフォーラム

作家の技が光る「板紅ー現代版リップパレット」協働製作者募集

tsukuru. × (株)伊勢半本店

プロジェクトについて

伊勢半本店では、つくり手の技が光る「紅板―現代版リップパレット」を募集します。
古より染料・着色料・化粧料として用いられてきた、ベニバナ赤色素の「紅」。江戸時代には化粧の習慣が一般にも広がり、様々な形状の化粧道具が生まれた中で携帯用のリップパレット(=紅板)が登場します。蒔絵・象嵌などで美しく装飾され、時には高価な一点物としても重宝されました。古来より様々な女性の懐中に携えられ、外出先での化粧直しの折など日常的にも使われていた紅板。今回は、現代のつくり手である皆様によって「今」を映した紅板を創り上げて頂きます。

 

株式会社 伊勢半本店
伊勢半本店は、文政8年(1825)に江戸・日本橋小舟町で創業。以来約200年間、紅花からわずか1%抽出される赤色色素を用いた日本の昔ながらの口紅、食紅、絵具を作り続ける現今唯一の紅屋です。特徴的なのが、玉虫色に輝く口紅「小町紅」。この輝きは純度の高い高品質の紅の証とされており、水を含ませた筆で溶くと一瞬で赤色に変わります。製法は一子相伝の秘伝とされ、代々口伝で伝えられ今日に至っています。現在、江戸時代から続く紅づくりの技、そして紅の歴史と文化を後世に残すことを願い、東京南青山・骨董通り沿いに「伊勢半本店 紅ミュージアム」を開設しています。こちらでは常設展、紅をお試しできるサロンのほか、年に1回企画展を開催。その他定期的に日本の技を伝えるつくり手を紹介する企画も行っています。

1.制作物の用途

「伊勢半本店 紅ミュージアム」 にて販売する 携帯用リップパレット

伊勢半本店 紅ミュージアム サロン(1F)

伊勢半本店 紅ミュージアム 資料室(1F)

2.作品の機構・仕様について

・形状は不問です。但しサイズは 6cm 角程度に収めてください。
・リフィルタイプを検討しているため、リフィルを収めるために身の部分の厚みが最低 6mm 程度必要となります。
・あくまでも「安全に携帯できる」という要件を満たすことが重要です。
・また、紅を塗布する部分は紅の劣化を防ぐため、光を遮断する構造を必須とさせて頂きます。
・化粧品としての紅を収めるため、経年変質がなく人体に悪影響のない素材をお選びください。

小町紅『板紅』ざくろ 立原位貫作 90×50×4(mm) 構造:紙蝶番/表面木版画 *ざくろは当社の細工紅(絵具)、鹿の子は細工紅とし青花で彩色

小町紅『板紅』瞬・煌  稲見なつえ作             30×30×6(mm)  構造:被蓋/銀胎に蒔絵で加飾

小町紅『板紅』宿り木 金・銀(現行レギュラー商品)      43×40×12(mm) 構造:蝶番/スズ合金に金・銀メッキ

3.主題とすること

持っていて心に喜びと華やぎを与えてくれるもの
手わざの光るもの
日本の伝統を感じられるもの

4.価格・数量について

1)レギュラー商品納入単価:4,000~8,000 円程度
レギュラー商品納品数:初年度 100 点ほど、次年度以降も継続的に年間 100 点ほど発注予定
2)企画連動限定商品納入単価:上限 5 万円程度
企画連動限定商品納品数:20~50 点(納入単価による)

5.希望納品時期と納品時の箱などの条件

1)レギュラー商品:2019 年 3 月までに 3 点、6 月までに 20 点、10 月までに 30 点。
以降定期的に年約 100 点発注見込み。
2)企画連動限定商品:2020 年 3 月までに 5 点、2020 年 6 月までに残り全て。
※1、2ともに箱付(木箱・紙箱問わず)を希望しますが、化粧品を規制する景品法や過剰包装にならないような規格とする必要があります。この規格については選考に残られた場合にお伝えいたします。

6.採用人数

1~数名

7. その他希望点

・商品化の観点で、未発表作品を希望します。
・作品発売時には、紅ミュージアムにて作家紹介の個展、またはグループ展を開催する方向で検討中。その際には作者さまの他の作品もご紹介・販売可能です。

8.応募・参加方法

上記制作予定物のなかで、代表作や参考作品写真、過去作られた作品があるかたはそのお写真と、およその市場価格、プロフィールもしくはレジュメ、ホームページなどの情報、上記のなかでつくってみたいもののイメージスケッチなどをお送りください。

※送付いただいたものは返却いたしません。
※本公募要綱下記にある応募用紙を添えてお送りください。

応募〆切 : 2018 年 1 月 31 日(水)必着
送付先 : 一社)ザ・クリエイション・オブ・ジャパン事務局
(郵送) 〒104-0061 東京都中央区銀座 5-3-12 壹番館ビル 3 階
Tel:03-3573-3339
(Mail) info@thecreationofjapan.or.jp

9.制作スケジュール

2018 年 1 月 31 日|参加応募締切
※書類のみの受付となります。ご送付いただいた書類は返却しません。

2018 年 2 月-3 月|書類選考で選ばれた応募者との面談
※参考作品になるものをお借りするご依頼をする場合があります。その際送料はご負担ください。返送にあたりましては事務局が負担いたします。

2018 年 3 月|採用者決定 制作プラン決定

▼採用された場合
2018 年 3 月―2019 年 2 月|制作期間
2019 年 3 月|レギュラー商品 3 個の納品
2019 年 6 月|レギュラー商品 20 点の納品
2019 年 6 月|CoJ 総会@国立新美術館にて成果発表
2019 年 10 月|レギュラー商品 30 点の納品 ※以降レギュラー商品年間 100 点発注見込み
2020 年 3 月|企画連動商品 5 点の納品
2020 年 6 月|企画連動商品 オーダー分すべてを納品

※試作品を依頼した場合、実費を基本として最大 2 万円まで試作品費を請求により支払います。

10.tsukuru. プロジェクトについての注意事項

・活動歴が少ないかたには、制作指導および納品の質と納期まで監督できる第三者の推薦文があると採用可能性が高まります。
・応募された書類はお返ししません。
・応募は無料です。
・参考作品をお送りいただくお願いをすることがあります。その場合、送料は応募者各自でご負担ください。事前に事務局宛に送付内容をお知らせください。
・輸送中の破損については責任を負いかねますので予めご了承のうえご送付ください。
・お借りした作品の返送にあたりましては当方が負担いたします。
・試作についてもお願いすることがあります。試作をしても万が一採用されなかった場合、試作品コストを上限 2 万円として請求により支払われる予定です。
・各プロジェクトの募集において主体となる CoJ から業務委託を受け施工管理及び検品・納品までを担当する繋ぎ手の経費(出張交通費ほか)および事業推進費が案件ごとに採用作品代とともに計上されるしくみです。
・CoJ メンバーが「求め手」になることができ、採用されたつくり手のかたにも、本活動の持続と推進のためにご協力いただきたく、CoJ の会員ご入会をおすすめしていきます

tsukuru. の成果について

“新たなる価値をつくる”、tsukuru.での成果はさまざまなプロジェクトの成果発表のタイミングで進捗報告や展示などを行う機会が多くあります。つくられた作品が商品化されたり、さらなる展開があったり、情報が多く交通することによって拡がりが期待できるプロジェクトです。

全国の工芸に関わるすべての個人・工房・団体・メーカーのみなさまが対象です。国籍は問いません。