工芸に触れ楽しむ会員制オンラインイベント(ZOOM)
メンバーと訪ねるから、の、特別なお仕事場訪問。
第13回/第14回/第15回「残業工房」
「残業工房」3回連続で開催いたします!
全三回の話題提供者:坂井基樹(一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 常務理事)
第13回「残業工房」MENU
❶オンライン工房訪問
瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館]
【日 時】2023年2月5日(日) 9:30a.m.-10:30a.m.
【ゲスト】水野雄介さん[瀬戸本業窯・八代後継]
【配信形式】Zoomミーティング
■CoJ メンバー+出演者とメンバーのご友人向け
■参加費:『残業代』として500 円(1 口)~何口でも
(登壇者への登壇謝礼として)※
■前半視聴+後半対話形式
■オンライン工房訪問+お仕事訪問
※口数は感激度合いによってご参加時にチャット等で口数をCoJ 事務局にお申し出ください。
半年毎に計算のうえ、一括でご請求させていただきます。
ご案内いただくのは……
水野雄介さん[瀬戸本業窯・八代後継]
「せともの」(=瀬戸産のやきもの)が、長らくやきものの代名詞になるほど、愛知県瀬戸市は、鉢や皿、甕など、日常の器を大量につくり、日本の食文化を支えてきました。
瀬戸本業窯は、江戸時代から約250年に渡り代替りを重ね、先代・六代水野半次郎は柳宗悦の民藝思想に感銘を受け、その後のものづくりへの励みとしました。現在では数少ない江戸時代後期から昭和初期のものづくりのスタイルを踏襲しながら、馬の目皿や麦わら手など江戸から続く食器のベストセラーを、七代・八代後継を中心に10名以下の体制で作陶を行なっています。
瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館]は、昨年コロナ禍のなかオープンしたばかりの新しい施設です。1/21 付の日本経済新聞・日経プラス1 が発表した専門家の選ぶ「民芸・工芸 日用品に宿る美、ショップも楽しむ」では、ランキング6位で紹介されました。オーバーツーリズムによってものづくりに打ち込む時間が取られてしまう問題、一方で瀬戸のやきもののわかりにくさ、さらには魅力をいかに伝えるかなどなど、限られたスタッフで対応するには相克してしまう数々の課題を、ミュージアムという一つの施設のなかでどう解決しようとしたか思案した1年の過程を、この開設に携わったCoJの坂井が対談形式で瀬戸本業窯の水野雄介さんに話を伺いつつご案内します。
第14回「残業工房」MENU
❷レクチャー編
日本の「タイル」100年記念 タイルから学ぶやきもの
~メンバー限定だからできる、特別トーク~
【日 時】2023年2月11日(土) 11:00a.m.-12:00p.m.
【案内者】坂井基樹さん[一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 常務理事]
【配信形式】Zoomミーティング
■CoJ メンバー+出演者とメンバーのご友人向け
■オンライン特別講座 レクチャー編
■前半視聴+後半対話形式
■参加費:講師の意向により無料
ご案内いただくのは……
坂井基樹さん
編集者、CoJ 常務理事、公益社団法人日本陶磁協会事務局長。1967 年岐阜県に生まれる。やきもの雑誌『陶磁郎』副編集長、『つくる陶磁郎』編集長を経たのち、工芸および美術の分野の書籍編集、展覧会の企画などを手がける。
江戸東京たてもの園で2023年3月11日~ 8月20日に開催される、「日本のタイル100 年」展。これは、1922(大正11)年4月12日、東京・上野で開催されていた「平和記念東京博覧会」で、「建物の壁や床を覆う薄板状のやきものは、すべてタイルと呼ぼう」と名称を決めてから100 年を記念したものです。高温で焼かれるため、水や火に強く、腐食しにくく汚れを落としやすい特性を活かし浴槽やトイレ、玄関、そしてビルの外装に使われました。日本での普及は、世界のなかでは遅いスタートでしたが、日本のやきもの、およびものづくりの文化と見事に融合し、機能と美を進化させて、この100年で世界一のタイル王国になりました。
なぜ日本でやきもの製のタイルがここまで普及したのでしょうか。今回は、この展覧会の企画者の一人である坂井が、やきものの基礎の基礎を解説しながら(やきものの因数分解力!)、これまでみなさんがきっと意識されることのなかったタイル、および身近にある(壊される前にまだ間に合う、間に合わなかった)タイル名建築の見どころをご紹介します。Zoom でご一緒しませんか?
第15回「残業工房」MENU
❸レクチャー編
常滑の岡本太郎1952
~メンバー限定だからできる、特別トーク~
【日 時】2023年2月18日(土) 11:00a.m.-12:00p.m.
【案内者】坂井基樹さん[一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 常務理事]
【配信形式】Zoomミーティング
■CoJ メンバー+出演者とメンバーのご友人向け
■オンライン特別講座 レクチャー編
■前半視聴+後半対話形式
■参加費:講師の意向により無料
ご案内いただくのは……
坂井基樹さん
編集者、CoJ 常務理事、公益社団法人日本陶磁協会事務局長。1967 年岐阜県に生まれる。やきもの雑誌『陶磁郎』副編集長、『つくる陶磁郎』編集長を経たのち、工芸および美術の分野の書籍編集、展覧会の企画などを手がける。
大阪、東京、そして現在は名古屋に巡回中の「展覧会 岡本太郎」に合わせ、常滑では「常滑の岡本太郎1952」が開催されています。この展覧会の企画者の一人でもある坂井が、3月14日まで常滑のINAXライブミュージアムで開催しているこの展覧会の見どころをご案内します。
1952(昭和27)年は、やきもの、そして常滑にとって特別な1年でした。絵画作家である岡本太郎は、火焔型土器を日本の美術史に欠かせぬ存在にしたきっかけである「縄文文化論」を雑誌に発表し、さらには、素材としての土、そしてやきものに初めて触れ、作品にしました。この年、愛知・常滑を幾度も訪れ、工業製品の色鮮やかなモザイクタイルを使った絵画を制作し、主要な展覧会に次々と出展し、東京・日本橋の髙島屋の地下通路にモザイクタイルの巨大な壁画《創生》はパブリックアートの先駆けの一つとなりました。また、後の《太陽の塔》の源となる作品、両手を開いた人物像、陶彫《顔》をやきものでつくりました。
1952 年前後の工芸と美術の状況とともに、やきものに触れた岡本太郎の1年を解説をしていきます。
❖ 企画背景
日常で坂井が携わっているテーマの話を聞いてみたいというお声があり、連続講演の形で企画することとなりました。今回のテーマで触れる常滑や瀬戸に実際に行きたいというお声が集まれば、常滑・瀬戸・多治見のタイルツアーを企画いたします。
残業工房・レクチャー編では、その分野に詳しいかたをお招きし、それぞれのお好きなスタイルで視聴いただきながら、CoJ会員に向けた、工芸の裏話まで楽しめる会となります。飲みながら蔵出し動画を見る「振り返り」シリーズや、ひたすらつくっている動画を眺める「ものづくり」シリーズと、折に触れてあわせてコロナ禍あけも展開して参ります。ご期待ください。
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残業工房とは?
詳しくは、こちらをご覧ください。
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「残業工房」参加方法について
参加お申込みは、本メール返信やLINE、メッセンジャー等
皆様それぞれのご都合の良い通信手段にてCoJ事務局にお知らせいただければ、
各回のリンクアドレスを都度、送信いたします。
ZOOMサイト
☆CoJ メンバー+登壇者とメンバーのご友人の皆様にご参加いただけます❕
メールでのお申し込みの際は、件名に「希望日程/●●参加申し込み」と明記の上、
お名前・希望の参加日時・ZOOM招待メール送付先(メールアドレス等)をお送りください。
お試し参加ご希望の方は、ご住所・電話番号・お仕事内容も併せてお知らせ下さい。
※CoJ事務局 info@thecreationofjapan.or.jp
☆本イベントは、CoJ会員限定イベントとなっておりますが、入会をご検討の方にもご参加いただけます。
今回より参加ご希望で、入会をお申込みいただきます場合は、こちらからご入会お申込みをお願い致します。
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