ピーエス(PS)
現在製作中
ピーエスは1970年代からスイスの技術導入をし、暖房用ラジエータを日本で製造してきました。1990年代にはモンスーン日本の大きな夏の冷房ニーズに受けて立ち、世界で初めて「夏のラジエータ」を開発、住宅からオフィス、学校などの公共施設まで好評を博しています。 次のステージを狙っています。日本の気候風土にさらに踏み込んだラジエータを作りたいと思っています。このデザインプロセスに参加していただけるアーティスト、デザイナー、職人を募集します。
ラジエータとは=
放射と自然対流の力で、暖房もしくは冷暖房を行う機器のこと。熱源は、電気、ヒートポンプ、井戸水など様々。
ピーエス(PS)-A グラフィックを遊ぶラジエータ
実際の製造 :PSが制作(スイスやフランスの協力会社 or 自社工場で制作)
価格帯 :アクセスライン
協働をイメージをする方 :プロダクトデザイナー、彫刻家、画家、学生 etc.
公募内容 :プラン、イメージ
ピーエス(PS)-B 歴史と響くラジエータ
日本の文化が培ってきた空間に気づかないくらい溶け込むラジエータ
実際の製造 :PSが制作・自社工場でオーダーメイド
価格帯 :機能的アフォータブル
協働をイメージをする方 :建築家、工芸家、職人、プロダクトデザイナー、学生 etc.
公募内容 :プラン、デザイン、工法
フィー :デザインフィー+販売時毎
ピーエス(PS)-C 衣替えする春夏秋冬ラジエータ
実際の製造 :カバー制作=応募するつくり手
価格帯 :基本ラジエーター本体価格+カバー価格
協働をイメージをする方 :染織工芸家、テキスタイルデザイナー、学生 etc.
公募内容 :夏、冬向け どちらか両方の作品制作(空気は通るが視線は通らないもの)
フィー :作品制作費
ピーエス(PS)とは
企業理念
日本には豊かな自然があります。ピーエス(PS) は日本各地の気候風土にあった快適を探求し続けている企業です。私たちの夢は、『自然+PS』の理念のもと、ユーザーと共に快適をつくること。そのための要素として、ラジエータ(除湿型放射冷暖房、放射暖房など)や、産業用加湿器などを開発しています。
「こんなものが欲しかった。」と言っていただける提案をし続ける開発型企業ピーエスが大切にしてきたことは、使い手の目線でつくりながら考えること。常にオーダーメイドの発想であらゆる現場の快適を探求してきました。1992年に竣工したPS IDIC も探求のひとつです。除湿型放射冷暖房の開発を期に、岩手県八幡平市鬼清水の気候風土のなかで働く快適さを探求した工場兼ショールームをつくりました。その16年後にあたる2008年、JIA 環境建築賞「最優秀賞」を頂きました。また近年、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)では最高S ランクであることが示され、環境問題への関心が高まるずっと以前からサステナブルな空間が実現していたことが証明されました。
このような弊社の歴史は、1960年創業、産業用加湿器の開発に始まりました。当時、周囲からよく言われた言葉は「高温多湿な日本で、なぜ加湿器を?」でしたが、高度経済成長期に繊維や印刷、食品等の工場で、静電気トラブルなどが起きていたところに、湿度の必要性を訴え掛けたのです。現在では、湿度の価値が認知されるようになり、精密機器の工場、病院や福祉施設、美術館など様々な商業分野でピーエスの加湿器が活躍しています。
※加湿器、放射冷暖房 導入先一部 下部参照。
1970年より製造を開始した暖房用ラジエータは、その省エネ性が注目され1972年の札幌冬季オリンピックで運営本部から選手村にまでご採用いただきました。1992年には世界に先駆け、「除湿型」の「冷」暖房用ラジエータを開発しリリースしました。長く厳しい夏がある日本の気候風土のためのものです。これらのラジエータは、吹き抜け空間や、歴史的建造物のリノベーション、図書館、美術館、音楽ホールなどで愛されています。
このようにピーエスは、湿度と温度の専門企業として、自然豊かな日本の快適を探求し続けています。
※加湿器、放射冷暖房 導入先一部
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