オールジャパン工芸連携

連続シンポジウム「グローバリゼーションと工芸」

工芸の国際化に必要なことを知る」というテーマのもと、10月20日から3日間にわたる連続シンポジウムが開催されました。
モデレータは、秋元雄史東京藝術大学大学美術館 館長・教授/金沢21世紀美術館特任館長。

連続シンポジウム「グローバリゼーションと工芸」のレポートはこちらから

第1部:工芸における文化政策、文化発信
─工芸という地域資源を国際的なフィールドで評価、価値付ける─
2017年10月20日(金)石川県立美術館ホール
Part 1: Kogei Culture Policy and its Promotion-Evaluating Local Kogei Resources in the Global Arena @ ISHIKAWA PREFECTURAL MUSEUM OF ART

工芸による地域振興やまちづくりと国際的な文化発信を考えるシンポジウムです。主に国や地方自治体などが主導する工芸振興策から市場主導の国際展やクラフトフェアなど、国際化する工芸について、主に政策の視点から最新の事情を紹介します。

講演者:
チョ・ヘヨン Hyeyoung Cho
KCDFアートディレクター
スイスバーゼル トレゾアコンテンポラリークラフト 韓国代表
Art Director, KCDF
Korean Representative, Tresor Contemporary Craft, Basel, Switzerland

ガイ・ソルター OBE MVO Guy Salter OBE MVO
ロンドンクラフトウイーク チェアマン
Chairman, London Craft Week

青柳正規 Masanori Aoyagi
文化庁前長官、東京藝術大学特任教授、山梨県立美術館長、東京大学名誉教授
Former Commissioner, Agency for Cultural Affairs
Professor, Tokyo University of the Arts
Director, Yamanashi Prefectural Art Museum
Professor Emeritus, University of Tokyo

モデレータ:
秋元雄史 Yuji Akimoto
東京藝術大学大学美術館 館長・教授
金沢21世紀美術館 特任館長
Director/Professor,
The University Art Museum, Tokyo University of the Arts Chief Executive Director,
21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

第2部:美術館とギャラリー
─工芸的な価値を創造・発信する─
2017年10月21日(土)石川県立美術館ホール
Part 2: Museums and Galleries-Creating and Promoting Kogei Values @ ISHIKAWA PREFECTURAL MUSEUM OF ART

工芸が国際化する中で、工芸専門の美術館やギャラリーがどのような役割を持ち、いかに工芸の美術的な価値をつくり出し、発信しているのかの様子をお伝えします。パネラーは、美術館やギャラリー、あるいはオークションで経験をもつスペシャリストたちです。

講演者:
ロナルド T. ラバコ  Ronald T. Labaco
インデペンデントキュレーター、元Museum of Arts and Design, NYキュレーター
Independent Curator
Former Senior Curator, Museum of Arts and Design, New York

ジョー・アール Joe Earle
ボンハムズ 日本美術部門 シニア・コンサルタント
元ジャパン・ソサエティ・ギャラリー(NY)ディレクター
元ボストン美術館東洋部主任部長
Senior Consultant, Japanese Works of Art, Bonhams
Former Director, Japan Society Gallery, New York
Former Chair, Department of Asian Art, Museum of Fine Arts, Boston

青野祥子 Shoko Aono
一穂堂ニューヨーク ディレクター
Director, Ippodo Gallery New York

モデレータ:
秋元雄史
東京藝術大学大学美術館 館長・教授
金沢21世紀美術館 特任館長
Yuji Akimoto
Director/Professor,
The University Art Museum, Tokyo University of the Arts Chief Executive Director,
21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

第3部:国際展、アートフェア
─工芸の価値と流通の新たなプラットフォーム─
2017年10月22日(日)本多の森ホール 第一会議室
Part 3: International Exhibitions and Art Fairs- New Platforms for Kogei Values and Distribution

世界的なマーケットが生まれ、流通しはじめた工芸について、新たな市場創造という視点から工芸を読み解いていくシンポジウムです。国際クラフトフェアやフェスティバルに関わるディレクター、キュレーターのそれぞれの具体的な取り組みの紹介と討論会です。

講演者:
ティナ・ローズ
スコットランド・クラフト・ビエンナーレ ディレクター
リアリィインタレスティングオブジェクト CICディレクター
Tina Rose
Director, Craft Biennale Scotland
Director, Really Interesting Objects CIC

パク・ジュンゴン PhD
Korea Craft & Design Foundation (KCDF)キュレーター
チョンジュインタナショナルクラフトビエンナーレ キュレーター
Jungwon Park PhD
Curator, Korea Craft & Design Foundation
Former Curator, Cheongju International Craft Biennale 2015

浦淳
認定NPO法人趣都金澤 理事長
株式会社浦建築研究所代表取締役
Jun Ura
President, Approved Specified Nonprofit Corporation Syuto Kanazawa
President, Ura Architects & Engineering Ltd

モデレータ:
秋元雄史
東京藝術大学大学美術館 館長・教授
金沢21世紀美術館 特任館長
Yuji Akimoto
Director/Professor,
The University Art Museum, Tokyo University of the Arts Chief Executive Director,
21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

連続シンポジウム「グローバリゼーションと工芸」のレポートはこちらから