やきものの業界紙「陶業時報」(2019年8月1日号)の1面に掲載されました
工芸英訳ガイドライン整備事業は、単語や文法の問題に留まらず、日本の工芸のファンをつくり、購入者を増やしていく上で、土台になる問題です。しかし、在外経験のある方や、海外からの訪問者に日常で応対する最前線の方々以外は、理解いただくのが難しいと日々感じながら進めてきました。
今回、昨年のガイドライン発表後としては初めてメディアで大きく取り上げていただきました。
紙面が大きいのはもちろん、私たちの問題意識やこの進め方の特性(立場の違う方によって意見が異なるなどを併記する)をご理解の上で、この読者対象である、流通や販売の業界の方々に自分たちの問題として記事にまとめていただきましたのは、とてもうれしいことです。
工芸英訳ガイドラインの第一弾は、問題提議であり、ほんとうに伝わるための言葉をみなさんにお勧めできるようになるには、解決すべき課題がたくさんあります。100年後の工芸のために、これからも国内外の有識者や現場の経験者が集まりながら議論を進めていきます。これからもこのプロジェクトへのご支援をお願いいたします。
▼やきものの業界紙「陶業時報」(2019年8月1日号)こちらからPDFで記事をご覧頂けます。