モリタテ工芸研究所

フォーラム
「日本工芸を海外に広めるために 輸出のための障壁を取り除く」

日本工芸を海外に広めるために 輸出のための障壁を取り除く

日本の工芸を海外へ輸出するには、自身の工芸の価値を正しく理解し、相手に丁寧に伝えること、輸出先市場をよく知ることが大切です。
また、規制が存在しており、法律自体の捉え方など国内の取り引きとは大きく異なり、様々な障壁が存在します。このフォーラムでは、実際の現場で向き合った立場の方々に、2006年のEU単一市場の誕生以降の国際的な物質規制に関する傾向、具体的な障壁の事例を紹介してもらうとともに、それらをどう乗り越えてきたか体験を語っていただきます。ものづくりの時点から配慮すべきこと、手続き上で気をつけるべきことなどを知ることは最初の障壁を壊すことができる絶好の機会となるでしょう。

会場:東京都立産業技術研究センター
日時:2016年12月12日(月) 13:00-17:00
主催:一社)ザ・クリエイション・オブ・ジャパン+100年後の工芸のために普及啓発実行委員会+オールジャパン工芸連携京都/東京/石川金沢実行委員会
共催:地独)東京都立産業技術研究センター
協力:日本貿易振興機構(JETRO)、公財)東京都中小企業振興公社

日本の輸出力をブースト、サポート
日本の工芸品の海外輸出促進に向けて取り組み、成功例 草野信明[JETRO輸出有望案件発掘専門家、株式会社クレアツォーネ代表取締役]/上原美智代[日本貿易振興機構(JETRO)ものづくり産業部生活関連産業課長]

日本の工芸を海外へ─新たな取り組み、経験談をきく
各産地・地方の工芸品輸出促進に向けた取り組み、成功例
①「東京手仕事」[(公財)東京都中小企業振興公社]
②「岩鋳」(岩手県) 岩清水晃[株式会社 岩鋳代表取締役]

海外「物質規制」を「事前に」理解するための必聴情報
①全体基調講演:さまざまな日本の工芸品の例を見ながら輸出の場合注意すべき点を学びます。都産技研・広域首都圏輸出製品技術支援センター(MTEP)の活動を紹介 松浦徹也[中小企業診断士・技術士(経営工学)]
②有害物質規制にともなう検査内容に関する情報、有害物質に配慮した工芸 中澤亮二[(地独)東京都立産業技術研究センター]

全体シンポジウム
テーマ:日本の工芸品の海外輸出促進に向けて