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【開催報告】21世紀鷹峯フォーラム2019シンポジウム ていねいな日本 Le Japon Artistique 茶の湯・工芸・建築を開催しました

2019 年 6 月 29 日(土)14︓30-16︓30 東京国⽴博物館・平成館⼤講堂におきまして約130名の参加者の皆様にお集まりいただき、21 世紀鷹峯フォーラム2019 シンポジウム ていねいな日本 Le Japon Artistique 茶の湯・⼯芸・建築を開催致しました。

登壇者 田中仙堂 室瀬和美 亀井忠夫
モデレータ 秋元雄史
プレゼンテーション 恵良隆二
主催 CoJ
後援 東京茶道会 認定NPO法人趣都金澤

21世紀鷹峯フォーラム2019シンポジウム ていねいな日本 Le Japon Artistique 茶の湯・工芸・建築

2019年6月29日 東京国立博物館・平成館大講堂にて開催。

日本の文化を楽しみながらまもり、輝かせ、次世代に伝えてゆくために

茶の湯と⼯芸と建築。各界を代表し、その「真髄」を語ることのできる、特別な方々をパネラーにお招きします。
暮らしを豊かにする「すぐに実践できるエッセンス」からはじまり、⼯芸、建築、花や食など日本⽂化のすべてを⽴体的に結んできたその仕組みを、茶道を⼊り⼝にしてていねいに探ります。
わたしたちが「次世代に伝えてゆくべき大切なことを、楽しみながらまもり輝かせてゆく術」を⾒つけるシンポジウムです。

工芸英訳ガイドラインが完成しました!

第一弾「こんなにバラバラ!」 公的な施設で使われている訳語でも「伝わらない」ものもあります。

「工芸」はアートと違い、「訳しようがない」独特のことばが多く、モノのつくりや素材を見たことがなければ正確に訳すことは困難です。それゆえ、専門訳者がとても少ない業界です。また、共通のガイドラインが存在しないため、同じひとつの工芸用語にいくつもの異なる訳語が使われており、混乱を招く原因となっています。

公的に表示されている工芸用語の英訳を数多く例示し、国内外の有識者・工芸関係者・翻訳家のご協力のもとに、それらのどれが「適切」なのか、「適切でない」のかを理由とともに提示しました。

海外の方々の理解を助け、一人でも多くの工芸ファンを増やすこと、発信する側が「伝えたいこと」を「より伝わりやすく」すること、そのための共通のガイドラインづくりの第一歩です。